「どうーーどうもこざですーーーー。お願いしますーーーーーーーー」
「あーありがとうございますーーーーーーーーねっ。今、ジャニーズ事務所に送ったはずの履歴書をいただきましたけどもね。」
「ありがとうございますーーーー」
「こんなんなんぼあってもいいですからね。」
「1番いいですからね。」
「ゆうとりますけどもね。」
「いきなりですけどね。うちのオカンがね、最近気になってるアイドルグループがおるらしいんやけど。」
「あっ、そうなんや。」
「その名前をちょっと忘れたらしくてね」
「最近気になってるのに忘れてもうて。どうなってんねん。」
「でまあ色々聞くんやけどな、全然分からへんねんな。」
「分からへんの？いや、ほな俺がね、オカンの気になってるアイドルグループ、ちょっと一緒に考えてあげるから。どんな特徴ゆうてたかってのを教えてみてよ。」
「あのー、9人組で、去年CDデビューしたジャニーズグループって言うねんな。」
「おー、Snow Manやないかい。その特徴はもうSnow Manやがな。」
「Snow Manなぁ。」
「すぐ分かったやん、こんなもん。」
「でもちょっとこれが分からへんのやな。」
「何が分からへんのよー」
「いや俺もSnow Manと思うてんけどな。」
「いやそうやろ？」
「オカンが言うには、全然ダンス踊れんらしいねん。」
「あー、ほなSnow Manとちゃうか。あんなにも踊れる9人、他におらんからね。だってデビュー曲がダンシングダイナマイト(D.D.)やで。9人の踊り揃ってるのに、よくよく見たらそれぞれの特色が出てておもろいんよ。デビューコンサートのあの怒涛のセトリを9公演もやってのけた体力お化け集団やからな。ほんで、ダンスだけじゃなくてアクロバットもヤバいねん。それはもう、Snow Manとちゃうがな。あれほな、もう一度詳しく教えてくれる？」
「メンバーの年齢差がひと回り以上あるらしいねん。」
「Snow Manやないかい。メンバー内の年齢差11歳あるからねー。しかも、最年少のラウールは17歳、現役JDやで。どうやら松浦亜弥が通じなかったらしく、「あややだよ？」って最年長深澤さんが名言残しとるくらいやからな。でも、歳の差あるんか？ってくらいみんな仲良いんよな。でもその中にもリスペクトがあるのが、Snow Manの素敵なところやって思うんよ。ちょっとメンバーの特徴とか言ってなかった？そしたら、もっと詳しく分かると思うんやけど。」
「オカンが言うにはな、筋肉ムキムキの怖い人がリーダーらしいねん。」
「ほなSnow Manちゃうやないかい。たぶん岩本照さんのことやと思うんやけど、怖い人やないんよ。確かに見た目は怖いんよ。俺のオカンは、SASUKEが所見岩本照だったんだけど、強面やなーゆうてたわ。でもな、本人はとっても情に溢れた仲間想いの優しい人やねん。さっきSASUKEゆうたけど、岩本さんは体脂肪一桁で水に浮かばないくらい筋肉鍛えてて、ジャニーズきっての筋肉オタクでTarzanで連載もしとるねん。SASUKEにはJrのころから出てて、去年初めて1stステージクリアして、楽しい！言いながら大粒の涙流したんよ。そして仲間の挑戦も必死に応援して、一緒に喜んで、一緒に悔しがるゆう、みんなを愛し、みんなに愛される男や。またな、甘いもの大好きで、JKか？くらいタピオカ飲んでんよ。ダンスが得意で、振り付けもいくつか担当しとるんやけど、メンバーのフォーメーション考えるときに、これまた大好きなシルバニアファミリー使うらしいねん。それであだ名がひーくんやからな。説明するだけで、見た目とのギャップにクラクラしてきたわ。他にメンバーのことは、何か言ってなかったん？」
「上智大学院卒で気象予報士の資格持ってる人がいるらしいねん。」
「Snow Manやないかい。その特徴は阿部亮平さんや。オカンめっちゃ詳しいやないか。そうなー、阿部ちゃんはJrの活動をお休みしてまで、受験勉強に打ち込んだ人なんやけど、学歴別に関係ない芸能界で難しい大学を選んだ理由知っとる？それはな、武器を増やすためやねん。自分の武器、個性を増やして、グループに還元するんやって。すんごい努力の人なんよ。実際、その武器を生かして阿部ちゃんは、クイズ番組で大活躍しとるから凄いんよ。俺のオカンも、クイズの人で認識しとるわ。クイズあべべもいいけど、やっぱりアイドルあべべが俺は好きやわ。阿部ちゃん、一部業界から、ジャニーズ界のハロプロ、ジャニーズ界の田中みな実、ジャニーズ界のアクターズスクール広島って言われとるくらいあざといし、髪の毛が踊っとるんよ。あややとあべべ似とるやろ？そういうことや。ごめん、論点ズレてもうた。やっぱりSnow Manよそんなもん。」
「分からへんねんでも。」
「何で分からへんのこれで。」
「俺もSnow Manと思うてんけどな。」
「そうやろ。」
「オカンが言うには、モデルやってるテクノカットの子も頭いいらしいねん。」
「ほなSnow Manちゃうやないかい。たぶん目黒蓮さんのことやろうけど、頭よくはないな。九九言えんし、連絡を”練楽”って書くし、ゴミと携帯を両手に持ってて、携帯をゴミ箱に捨てた男やからな。でも、めめは生きる力があるねん。根性の男で、目の前の仕事に一生懸命以上の一生懸命で取り組むんや。年始に教場2ってキムタクのドラマ出とったんやけど、現場入りが鬼早いらしい木村さんよりも先に現場入りして、毎日Snow Manの目黒蓮です！って毎回挨拶しとったらしんや。そして、カメラが回ってなくても、少しでも学ぼうと、ずっと木村さんを観察したり、共演者の矢本悠馬さんや杉野遥亮さんとお芝居の話を聞いたりしてたんやて。そんな初挑戦だらけの撮影期間を、目黒さんは「宝石をうわーって拾っているようだった」って言うねん。どんな経験も学びも楽しめる人ねんな。凄いことや。そんな目黒さんは、花とゆめに出てくるビジュアルしてんのに、趣味は、駄菓子屋に行くこと、ザリガニ釣り、半裸でセルフカットやねん。もう意味わからんわ。だからSnow Manちゃうわ。ほなもうちょっと何かゆうてなかった？」
「ガチガチのアニオタがおるらしいねん。」
「それはSnow Manやがな。佐久間大介さんのことやろな。さっくんが1年半前のアウトデラックス出てるときに、推しのアクスタと自分のアクスタ並べて飾ってる自宅の写真見て、その発想はなかったわーって感心したねん。この前、二次元オタにSnow Manの写真見せたら、「この人、矢澤にこにーの人やろ？」言われたわ。そんなさっくんは他担狩りの佐久間言われとってな、ダンスの表現力がヤバいねん。 3rdシングルのチャックモンスター衣装も自分で考えたんらしいんやけど、まあオタクが好きな衣装なんや。自分の好きにチャックの位置変えて魅せ方変えられるねん。あと佐久間さんにキャップ被せたらアカン。キャップに命を宿すねん。自分自身がオタクやから、こっちの気持ちも分かるねんやろな。ありがてぇことや。佐久間さんも自分のオタ活大事にしてほしいわ。そして、場を楽しませる人やねん。佐久間さんが太陽なんか、太陽が佐久間さんなんかよう分からんもん。だからな、やっぱりSnow Manやて。」
「分からへんねんだから。」
「なんで分からへんのこれで。」
「オカンが言うには、大人っぽい美容オタクがおるらしいねん。」
「あーそれはSnow Manちゃうな。たぶん渡辺翔太さんのことやろうけど、大人っぽいがちゃうな。渡辺さんは、しょっぴー言われててな。Snow Man唯一の5歳児シナモンロールやねん。意味わかる？俺も最初、何言ってん思ったわ。せやけどな、これがだんだんシナモンに見えてくんねん。やけど、オカンが言ったように、ゴリゴリの美容オタでな。なんか休みの日は美容クリニック何件もかけ持ちで訪れるらしいねん。美肌で塩顔なんよ。海に浮かんどっても気づかんレベルやわ。そんな美肌の渡辺さんは、美声の持ち主でな。渡辺さんの歌声がSnow Manの曲に良いアクセントを加えんねん。安定と実績の渡辺さんの生歌は、全渡辺翔太をぶつけられとる感じでゾクゾクするするわ。俺は、しょっぴーのS音が好きやねん。th って発音するねんな。たまらんわ。また渡辺さんのちゃんと意見を言うところが、グループの要にもなっとるねん。せやからSnow Manちゃうがな。ほな他には何もゆうてなかったか？」
「脚が長すぎるハーフの子がおるらしいねん。」
「それはもうSnow Manやないか。それはラウールさんやな。ラウちゃんは身長188cm、股下96cmらしいねん。嘘ちゃうよ。2年前は身長182cmの岩本さんより低かったのに、気づいたら、Snow Manイチ。ジャニーズイチの身長やねん。全先輩のつむじを見下ろせるのは、デビュー組最年少のラウールだけかと思うとクラクラするわ。あ、ラウちゃんは17歳、現役DKや。もうキラッキラしとるねん。マック奢ってあげたくなるわ。そんなラウちゃん、ダンスの腕前がピカイチやねん。長い手足って踊る時に邪魔になりそうやけど、それを逆手にとって、大きく魅せることで、センターの迫力を出すねんな。ラウールがセンターになったら、よしきたァ！ってなるねん。17歳とは思えないオーラや。ほんまは凄いプレッシャーで押し潰れそうになることもあるやろうけど、それを支えてるのがSnow Manのお兄さん方なんよな。末っ子が伸び伸びできるグループ、好きやわ。あとラウールが最近ハマってるのがけん玉らしいねん。可愛いな。ミスド差し入れに持ってきたいわ。Snow Manや絶対。」
「分からへんねんでも。」
「何で分からへんのこれで。」
「俺もSnow Manと思うてんけどな。」
「そうやて。」
「オカンが言うには、ドラマ担当、バラエティ班の関西出身の子がおるらしいねん。」
「ほなSnow Manとちゃうやないかい。たぶん向井康二さんのことやろけど、バラエティ担当、ドラマ班やからな。逆や。ちなみに、ドラマ班のメンバーは他に、佐久間さんと深澤さんやねん。深澤さんの名前まだ出てないな？あとでオカンがどう思ってるか聞かせてや。確かに康二くんのバラエティセンスはピカイチや。ずーっと関西Jrとして頑張ってきたからな。数年前のまいジャニで、おかずクラブのゆいPに「どこのバラエティに出ても大丈夫！」言われてたからな。ほんま、最近はどこのバラエティでも活躍しとるわ。2021年は向井康二の年にするらしいねん。やったれ。そんな康二くん、ほんま仲間想い、家族想いの人でな。Snow Manの誰かが生贄になるか、自分がなるか選べっていうドッキリで、「俺がなる」って即答したねんな。人情深すぎるねん。そんな康二くんに救われたって人沢山おるんよ。康二くん、最近パフォーマンスにより磨きがかかっとるねん。まだまだ成長するのかってこれからも楽しみやわ。マジで2021年向井康二の年になるかもな。もみあげ手裏剣！……すまん何でもない。せやからSnow Manちゃうわ。ほなもうちょっと何かゆうてなかった？」
「オカンが言うには、レインボーローズ飼ってる人がおるらしいねん。」
「それはSnow Manやないか。宮舘涼太さんやな。てか、オカン、レインボーローズ知っとるとかマニアックにもほどがあるやろ。自粛期間中にアップしたISLANDTVで、肩にセキセイインコのレインボーローズ乗せてたねんな。今も元気なんかな。宮舘涼太さんは、舘様言われとってな。ロイヤルキャラなんよ。ロイヤルキャラって何？って思うやん。俺も最初、何言ってんねん思たわ。ほやけど、それがだんだんクセになるんよ。ひと言の重みが違うねん。さすが宮舘王国の国王やわ。せやけど、宮舘さんは、よくボケるし、よく笑うねん。宮舘さんの笑顔が世界を救うわ。あと、芯がどっしりしとる人でな、上手く言えんけど、宮舘涼太の志の太さが俺は好きやねん。それは、内面的にも物理的にもでな。KISSIN'MY LIPSの足上げ選手権、舘様、ガラケーやねん。187°くらい足上がってんねん。新機種なんやろうな。ほんで、宮舘さんの夢が大河ドラマに出ることらしいねん。三谷幸喜、もしくは松本潤どうや？………ごめん取り乱したわ。それはもうSnow Manや。」
「ほやけど、分からへんねん。」
「ここまできて、なんで分からへんの。」
「オカンが言うには、バリバリの3枚目がおるらしいねん。」
「あーそれはSnow Manとちゃうな。もう8人出たから、あとは深澤辰哉さんやろうけど、あの人、歩くゼクシィやぞ？タッキーは3枚目でいけ言ったらしいし、本人もそういうキャラでいっとるけど、まあそれは1部の姿でしかないねん。確かにバラエティはそうかもしれん。でもなアイドル深澤辰哉はエグいねん。何かが憑依する感じなんやろうな。ふっかが一瞬息を吐いたときに見せる、気を張ってないときの素のアイドルの姿が堪らんねん。たぶんその瞬間は深澤さん自身も分かってないと思うねんな。あ、これオタクの戯言な。そんなふっかはグループの最年長、お父さん的存在や。よくMCでまとめ役しとるねん。せやけど威張ることなく、メンバーが自分をいじりやすい環境を自ら作ってんねん。ほやから、Snow Manは年齢差があってもそこに壁を感じないんやろな。ほんで、深澤辰哉のリアコに気づいた瞬間に終わるってこと伝えとくわ。いつがSnow Manの沼にハマったときなんやろ？って思うやん。深澤辰哉の夢女スタートしたときやから。制服着崩す昼休みにロッカーにのってダウトしてる感じあるの堪らんで。せやから、Snow Manちゃうわ。てか、全メンバーのことゆうてしもたわ。もう何かゆうてることはなかったか？」
「最近3rdシングル発売したらしいねん。」
「Snow Manやないか。史上最高難易度のダンスの『Grandeur』、キュートでチョコレートみたいな『Big Bang Sweet』、もはやSnow Man『ナミダの海を越えていけ』、そしてこれまでとは、雰囲気をガラッと変えたバラード曲『EVERYTHING IS EVERYTHING』。この4曲がギュッと1枚に詰まった3rdシングルが、ついこないだ1月20日に発売されたねんな。ちなみに、Snow Manの公式YouTubeでも、それぞれの曲解禁してるねん。マジ太っ腹やわ。もうSnow Manに決まりやろ。」
「でも分からへんねん。」
「分からんことない。オカンが最近気になっているアイドルグループは、Snow Man！もぉ」
「でもオカンが言うには、Snow Manではないって言うねん。」
「ほなSnow Manちゃうやないかい。オカンがSnow Manではないんとゆうんやから、Snow Manちゃうがな。」
「そやねん。」
「先言えや。俺がメンバーのこと力説してるときにどう思っててんお前。」
「申し訳ないんよだから。」
「ほんまに分からへんがなこれ。どうなってんねん。」
「んでオトンが言うにはな。」
「オトン？」
「NiziUちゃうか？って言うねん。」
「絶対ちゃうやろ。もうええわー」
「ありがとうございましたー」
