こざ

ドラマの感想から入ったのにだんだん雑多になった人

嵐『A-RA-SHI:Reborn』感想

私の苦手教科は英語だ。いつも英語の点数だけが他より低く、これはできたやと思っても、大抵酷い点を背負って返ってくる。

 

そんな中、嵐が新曲をリリースした(うん、知ってる)。

タイトルは『A-RA-SHI:Reborn』

正直、Rebornの意味すら分からなかったので、会見時に松潤(?)(記憶が曖昧)発言したときにググッた記憶がある。今年覚えた英単語のひとつが無事Rebornとなった。

あのA・RA・SHIがRebornするって何や。8cmCDで発売された『A・RA・SHI』が20年の時を経て、デジタルシングルとして『A-RA-SHI:Reborn』に生まれ変わる。エモい。とりあえずエモい。発売形態だけでも、エモい。エモいってどういう意味?って聴かれたら、「アイドルのデビュー曲が、20年の時を経て、形態を変えてRebornすることだよ」と答えるだけの仕事がしたい。そうです、私に金をください。

 

そんな前置きはさておき、発売されて早速聴いた。

初見の感想として、グローバル!!!!!グローバル化だ!!!!!国語辞典のグローバル化のところにA-RA-SHI:Rebornって書いといて!!!!!ってなった(小並)。もうイントロのシャラァみたいなやつが、オサレすぎて、代々日本人しかいない家系生まれの私は何が何だかパルプンテ状態になっている。

 

音楽に詳しくないので、リズム的なとこを考察することは何もできないので、歌詞の話をしよう。とか言いつつ、正直、正直、英語力とリスニング力にかけてる私は、初見時に2つの英文しかきちんと聴きとれなかった。

1つ目が何回もツイートしてるように、「おー、ゆー!ゆー!おんりゆー!」だ。酷いな、たぶん小学生でも分かるやつ。もっと英語を勉強しとくんだと後悔した。良い子のみんな、英語は勉強して損をすることはないぞ!アイドルの歌詞の和訳をするためにも、英語を勉強しとくんだ!

そしてもう1つ、「My dream」だ。よく聴きとった。よく1回でそこを聴きとってくれた。自分、素晴らしい(自称、褒められると伸びるタイプ)。『A・RA・SHI』の「For dream」が、20年の時を経て「My dream」になる。エモい。そう、エモい。英語力がない私でも義務教育はちゃんと受けてるつもりだから、グーグル先生に頼まなくても和訳することができた。そう、直訳すれば「夢のために」と「私の夢」だ。デビューした当時、嵐は"夢のための嵐"だったのが、今では、嵐は私の夢"になった。エモい。もう一生分のエモいをつぎ込みたいくらいにはエモい。嵐にとって、"嵐"という存在は夢を叶える手段でなく、夢そのものになった。私にとって嵐は生きていく源で、こんなグループを推してるって夢のようだなと思っているけど、彼ら嵐本人にとっても、嵐が夢そのものになったのだ。「世界中に嵐を巻き起こします」でデビューしたグループが、自身のことを"夢"と歌う。ということは、こう解釈をしても良いんじゃないだろうか。「世界中に夢を巻き起こします」と。なんかもうこうくると、ハワイでデビュー会見したのは、壮大な伏線のように思うし、"嵐"ってグループ名も"てんさい"(天才と天災をかけるやつ)としか言えない。ジャニーさん、マジでっかい感謝。ありがとうございます。

 

英語力がない私は、他の歌詞の考察文なんぞ書いてたら年明けちゃうので、他の歌詞は誰かが考察してくださるやつに頼るしかない。ということで、ざっと歌詞の翻訳文を読んだけど、なかなかにヤバいなこいつらと思った。本当にどこに行くのだろう。私たちをどこに連れていくのだろう。彼らの中にブレーキは存在するのか。

タイトルの間の記号が『A・RA・SHI』の"・"から『A-RA-SHI:Reborn』の"-"に変わってるのも、そういうことなのかなと思った。句読点っぽいのから、次に続けるような記号に変わってる。先月(!?)発売されたシングル『Turning Up』の中に「句読点のない情熱を」という歌詞があるが、本当に句読点なんぞないのだろう。

 

どこまでもどこまでも続いていく。どこまでもどこまでも羽ばたいていく。どこまでもどこまでも勢力を拡大していく。21年目の嵐、彼らの"嵐"はとどまるところを知らないようだ。